Subfamily Conoderinae (=Zygopinae + Phaenomerinae)
References:Hirano, Yoshitake & Fujisawa, 2020
Tribe Campyloscelini Schönherr, 1845
Genus Phaenomerus Schöenherr, 1836
Tribe Coryssomerini Thomson, 1859
日本産Coryssomerini族、属への簡易検索表
1 (2): 上翅第一点刻列は上翅基部に達する....................... Metialma
2(1): 上翅第一点刻列は上翅基部に達しない.................... Euryommatus
Genus Metialma Pascoe, 1871
日本から3種が知られるが、2020年に新たに4種が記載された (Hirano et al., 2020)。
日本産Metialma 属、種への簡易検索表
1 (8): 口吻基部から触角挿入孔の間で5条の隆起線を持つ。腿節は強く広がり、大きな歯を持つ。
腿節の歯から脛節挿入孔にかけて、長い半直立した毛を腹面側縁に持つ。
2 (3): 口吻は全体的で明瞭に点刻される。雄で口吻先端部にシワがある。上翅前部の第1間室から
第6間室にかけて白色の羽毛状と、もしくは皮針状の鱗片を持つ。................................................................................................................ M. nigromaculata
3 (2): 口吻は触角挿入孔前で小さくまたは不明瞭に点刻され、雌雄で先端部は滑らか。上翅は羽毛状の
鱗片を欠く。
4 (5): 前腿節の歯の前縁部に黒色の毛を持つ。...........................................................................................................................................................M. nigrosetosa
5 (4): 前腿節の歯の前縁部に明色の毛を持つ。
6 (7): 上翅長は幅の1.19-1.25倍で、主に狭い黒色の鱗片で覆われ、白色鱗片を散りばめる。上翅第1間室
先端の紋は幅の2倍の長さを持つ。雄の第1、第2腹部腹板の圧迫部は大きく、光沢のある毛状鱗片で覆われる。............................................... M. signifera Pascoe
7 (6): 上翅長は幅の1.08-1.15 倍で、主に狭い金色の鱗片で覆われる。上翅第1間室先端の紋は幅と同等の
長さを持つ。雄の第1、第2腹部腹板の圧迫部は小さく、光沢のある狭い鱗片で覆われる。............................................................................·M. cordata Marshall
8 (1): 口吻基部から触角挿入孔の間で1条もしくは3条の隆起線を持つ。腿節は弱く広がり、小さい歯を
持つ。腿節の歯から脛節挿入孔にかけて短い半直立した毛を腹面側縁に持つ。
9 (10): 口吻は細く、先端部は光沢を持つ。上翅の小盾板後部の斑紋は金色の細い鱗片で構成される。.......................................................................... M. pusilla Roelofs
10 (9): 口吻は短く、太く全体的に点刻される。上翅の小盾板後部の斑紋は青白色か暗色の細い鱗片で構成される。
11(12): 眼は頭部外縁から突出する。上翅の小盾板後部の斑紋は白色の羽毛状鱗片で構成される。................................................................................ M. morimotoi
12(11): 眼は頭部外縁から微かに突出する。上翅の小盾板後部の斑紋は黒色の細い鱗片で構成される。......................................................................... M. crassirostris
Genus Euryommatus Roger, 1857
本属は、現在までに多くの未記載種が確認されている。